紅菱子について
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徐霞客とともに
―徐霞客遊記訳注― |
徐霞客と遊記
―徐霞客資料訳注― |
徐霞客の本
―徐霞客文献解題― |
山水を記す
―山水文学訳注― |
天台山を詠う
―天台山詩歌訳注― |
風水のこと
―地理人子須知訳注― |
山水をたずねて
―中国旅行記― |
埼玉の石ぶみ
―漢文篇― |
本名は、薄井俊二。
福岡県生まれ。大学院修了後、大学助手を経て、1988年に埼玉へ。以後埼玉県民。
中国学が専門だが、市民活動として“まちづくり”に関わることにも取り組んでいる。
管理人の名称は、さいたま市を拠点とする、あるスポーツチームにちなむ。
○略歴
[学歴]
- 1981年 3月 九州大学文学部卒業
- 1986年 3月 九州大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
- 2011年 3月 九州大学大学院人文科学府 博士(文学)
[職 歴]
- 1986年 4月 九州大学助手文学部(1988年3月まで)
- 1988年 4月 埼玉大学講師教育学部(1989年8月まで)
- 1989年 9月 埼玉大学助教授教育学部(2002年11月まで)
- 2002年12月 埼玉大学教授教育学部(2023年3月まで)
○主な研究業績
[編著書]
[論 文]
- 1982年10月 「荀子の人間観――群の考えを通じて」『九州大学中国哲学論集』第8号
- 1984年10月 「淮南子地形訓の基礎的研究」『九州大学中国哲学論集』第10号
- 1986年10月 「古代中国の治水論の思想的考察――漢武の宣房の治水事業をめぐって」『日本中国学会報』第38集
- 1988年 2月 「前漢末王莽期の治水論をめぐる思想的諸問題――災異説と経書の実践化を中心に」『哲学年報』(九州大学文学部)第48輯
- 1988年12月 「後漢治水水利史研究序説――後漢国家の水災への対応を中心として」『中国水利史研究』第18号
- 1989年 6月 「中国古代の地理思想の思想史的研究――『淮南子』地形訓と『漢書』地理志について」『中国 社会と文化』第4号
- 2002年 6月 「国立国会図書館蔵「天台山記」について」『汲古』第41号
- 2003年10月 「「天台山記」の流伝」『日本中国学会報』第55集
- 2003年11月 「再び国立国会図書館蔵「天台山記」について」『汲古』第44号
- 2008年 5月 「廬山慧遠と文学――自然・文学・思想」『九州中国学会報』第45巻
- 2008年 6月 「日本国見在書目録所収の地理書について(その1)」『風土記研究』第31号
- 2011年 6月 「『出遊する皇帝』緒論――漢の文帝の場合」『中国文化』第69号
- 2011年12月 「徐霞客遊記訳注稿――名山遊記篇(一)『遊天台山日記』」『埼玉大学国語教育論叢』第14号
- 2012年 9月 「徐霞客遊記訳注稿 西南遊記篇(一)―『浙遊日記』(前半)」『埼玉大学紀要』(教育学部)第61巻第2号
- 2013年 9月 (共著)「日向十景碑について―近世さいたま市の景観史料―」『埼玉大学紀要(教育学部)』第62巻第2号
- 2014年 9月 「徐霞客遊記訳注稿 資料篇(一)―陳函輝『霞客徐先生墓志銘』」『埼玉大学紀要(教育学部)』第63巻第2号
- 2016年 9月 「徐霞客遊記訳注稿 散文篇(一)―『溯江紀源』」『埼玉大学紀要(教育学部)』第65巻第2号
- 2017年 9月 「徐霞客遊記のテキストについて」『埼玉大学紀要(教育学部)』第66巻第2号
- 2018年 3月 「明代の地理家王士性について」『埼玉大学紀要(教育学部)』第67巻第1号
- 2018年 9月 「徐弘祖の地理・地学思想初探―地の「脈」を中心に」『埼玉大学紀要(教育学部)』第67巻第2号
- 2018年11月 「明代士人の龍脈説―風水説との関わりで―」『東方宗教』第131号
- 2022年 6月 [研究ノート]「梁啓超が見いだした潘耒「徐霞客遊記序」と李慈銘の「越縵堂読書記」について―清人の徐霞客評(一)―」『中国文化』第80号
[口頭発表]
- 1985年10月 「古代中国の治水論をめぐる諸問題について―前漢の武帝期・成帝期を中心として―」日本中国学会第38回大会(京都大学)
- 1988年11月 「漢代の治水水利論の思想的考察―前漢末・王莽期を中心に―」1988年度中国水利史研究会大会(大阪市、なにわ会館)
- 1996年 1月 「漢代の皇帝と宗教的事業をめぐる諸問題―前漢の文帝を中心に―」第一届(第一回)宗教文化国際学術会議(中華民国・高雄市・佛光山)
- 2000年 5月 「教員養成課程における〈漢文講読〉の授業実践一端」全国漢文教育学会第16回大会(東京学芸大学)
- 2002年 5月 「「天台山記」の流伝緒論―中国での流伝を中心に―」平成14年度九州中国学会大会(九州大学)
- 2002年10月 「「天台山記」の流伝再論―日本での流伝を中心に―」日本中国学会第54回大会(東北大学)
- 2006年 5月 「廬山慧遠と文学」平成18年度九州中国学会(長崎大学)
- 2008年10月 「山中寺観と山麓寺観~唐代の天台山を中心に~」日本中国学会第60回大会(京都大学)
- 2011年10月 「詩歌より見る天台山像の変遷―唐代中頃まで」日本中国学会第63回大会(九州大学)
- 2015年10月 「伝統中国における洞窟認識―明徐霞客「浙遊遊記」を中心に―」日本洞窟学会第41回大会(土佐山田市、龍河洞)
- 2016年 7月 「旅行日記における五臺山―圓仁と徐霞客」第二届「五台山信仰」國際学術研討会(中国人民共和国・山西省五台県・竹林寺)
- 2017年 5月 「徐霞客の地理・地学思想初探―地の「脈」を中心に」九州中国学会平成29年度(第65回)大会(佐賀大学)
- 2017年11月 「明末士人の龍脈説」日本道教学会第68回大会(國學院大學)
【最終更新:2023/5/30】